好きな色だけ その3
1952年(昭27)当時のデザイン料が、百5十万円であったということも評判になったが、それだけこのデザインが高級に見えたというのも事実です。
最近ではロングサイズのフィルター付たばこが一般的になり、パッケージにも明るい色が多くなって、この記念すべきデザインをあまり見かけなくなったが、一時は「ピースの紺」という具体的な色名がかなりよく通用したものです。
最近では薪幹線ブルーの方が通りがよくなったようですが、最近の日本のように万棄目まぐるしく変化してしまう社会では、あまり具体的、通俗的な色名は、その実体が消滅してしまうとたちまちわからなくなってしまうので、蒔的に伝達効黍あっても、なかなか色名として定着することはむずかしい。